5日目

マーシャル小学校音楽教室。そして病院送り・・・

 6時起床。今日はポートランドから車で1時間くらいのところにあるバンクーバー、マーシャル小学校での音楽教室である。6時半から相変わらずおんなじ食事。確かメロンしか食べなかったような気がする。
 7時出発。今日のポートランドは昨日までと違ってとてもいい青空である。ポートランドには世界一小さい公園があるらしく、ギネスブックにも載っているらしい。移動途中にその公園のそばを通った。公園の定義があって・・・何だっけ?その公園と呼ばれるものを実際に見たが、人一人分くらいの小さなスペースである。ううむ、これが公園なんだろうか・・・

5_01.jpg ハイウェイを爆走するバスの中からの眺めは最高である。きれいな青空、昇る朝日、畑に広がる朝もや、北大にあるのと同じように並んでいるポプラ並木。途中、「River Side Motel」なる建物を見つけて喜んでいたのは私とハカセ(爆)

5_02.jpg そうこうしているうちにバスはハイウェイを抜け、坂を上っていった。すると、高級そうな住宅街に入った。しばらく走ると、マーシャル小学校に到着。学校の壁に、「MARSHALL WELCOMES JAPANESE SYMPHONY」の文字が。到着するとすぐ、担当の先生や校長先生が現れ、われわれを歓迎してくれた。

 今日も日通のトラックがわれわれのために楽器を運んできてくれていた。大型楽器の運搬に関して今回は本当に楽であった。日通の方々には本当に感謝しています。
 楽器を演奏会場である体育館に運び入れ、会場設営。まあ、いつも通りいすや譜面台を並べるんだけど。

 今日帰った団員もいるのでさらに少ない人数で演奏しなければならないのだが、前述の通り今日もコロンビアオケのメンバーの一部の方々に参加してもらった。最初に出会ったときのようなぎこちなさはなく、ごく自然に、一緒に演奏できるようになったのはうれしいことである。
5_03.jpg リハーサル前に、通訳係の原田さんが、一人の少年を連れてきた。隣の中学校に通う生徒で、コロンビアオケのチューバ奏者のレッスンを受けているという。弟がマーシャル小学校に通っていて、今日のイベントがあることを知ったらしい。授業があって聴きに来られないので早い時間にやってきたということである。彼の自宅にはスーザフォンがあるらしく、家でも練習をしているらしい。リハーサルの時もそのへんをうろうろしていたがいつの間にかいなくなった。

 ひととおりリハーサルをこなし終わる頃に、先生の誘導で生徒達が入場してきた。当たり前だがみんなガイジンなのだが、よく考えるとこっちがガイジンなのであった(爆)
5_04.jpg 演奏が始まると、生徒達は比較的おとなしく聴いていた。指揮者コーナーになって、中田先生の「指揮してみたい人」の問いかけに、最初はまばらだったものの、プレゼントが出るとわかったとたん、ほぼ全員が反応を示した。子供はどこでも同じであった(笑)

 曲当てクイズ(?)もやった。日本ではよく知られている曲が何の動物を表しているのかを当てるものだったが、まずはチューバのぞうさん(爆)まあ、楽器紹介のようなもんですな。しかも、すぐに当てられてしまった。相当有名な曲なのかいかにもぞうさんっぽかったのかは不明(爆)

 2曲目はオーボエによる「あかとんぼ」。これはわからなくて、中田先生もかなりヒント(答え?)を出してやっと正解者が出た。

5_05.jpg われわれの演奏がすべて終わると、小学校側で何かをふり付きで歌ってくれた。あとから聴いたところによると、校歌だったらしい?ふり付きの校歌なんて日本ではまずお目にかかれないだろう。

 今回初めて外国で音楽教室をやったが、ここの生徒達はしつけが行き届いていて、日本の小学生よりも曲をちゃんと聴いてくれているような印象であった。だが、イベントになると、やっぱり子供なのだと思う面もあった。短い時間であったがとても楽しい音楽教室であった。
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 終了後、校長先生が校内を1時間ほど案内してくれた。まずは図書館に入った。中には、教材で遊ぶ子、読書をする子などがいた。パソコンがおいてあるコーナーもあって、カラフルなiMacが並んでいた。全体の雰囲気は日本とさほど変わらないような気がした。
5_08.jpg 校庭に出た。日本の校庭にもあるようにすみっこに遊具があって、生徒が元気いっぱいに遊んでいた。校庭の向こう側には大きなイチョウの木?が会って、その周りに生徒が集まって遊んでいた。この時期のポートランドにしては天気がいいせいかどうかはわからないがみんなとても楽しそうである。

 この学校の教室の出入り口は外とつながっている。つまり、日本でいうところの廊下がない。まあ、職員室がある建物にはあるが、教室を出るとすぐ遊び場である。ここでもボールで遊んだり飛んだりはねたりしていた。ベルが鳴って、遊んでいた子供達は教室の中にもどった。と思ったら、別の子供達が出てきて遊び始めた。予想であるが、ある生徒が授業を受けている時間、別の生徒は休み時間なのではないだろうか。誰か詳しい人いません?

 3クラスくらいの授業を見た。あるクラスではお金の数え方を教えていた。アメリカのお金は種類がたくさんあってわれわれも苦労した。日本では2000円札が出て話題になっていたがアメリカではそんなのが普通に使われている。あの2000円札は今いずこ?(爆)

 ふと見ると、向こうの方でハカセと原田さんが深刻そうな顔で何か話している。TOMO情報局によると、首周りにじんましんが出来てひどいので病院に行くことになったそうである(爆)一日目のチキン事件からおなかの調子が悪そうだったが、ここに来て病院送りとはさすがハカセ(爆)

 ひととおり校内を見せてもらって、マーシャル小学校ともお別れ。お互いに貴重な経験が出来たと思う。小学校側は日本から来たオーケストラの演奏や指揮者コーナー、クイズなどを楽しめたし、こちらはアメリカの小学校の中を肌で感じることが出来たのだから。

 バスでホテルまでもどる。道中、原田さんの携帯電話でハカセが病状を説明している。電話が終わってからも原田さんが相手をしてくれていたが、車中泊の話をするのはどうかと思われる(苦笑)見た目調子悪そうなのに寝坊して朝ご飯食べられず、「腹減った」を連発してるし。病人とは思えん(爆)

 われわれはこの後、ポートランド観光につれていってもらうことになっていた。ホテルで楽器などの荷物を下ろし、その後昼食。ハカセはここでボランティアの方の車にのりかえて病院に行った。変な病気になってなければと一応思いつつ出発。

 昼食は、和食・中華のバイキング。店の名前は「TODAI」(灯台?)。店内にはいると、「イラッシャイマサー」と、謎の日本語。並んでいる食べ物は、寿司や天ぷら、餃子などの中華、ラーメンやうどん、フルーツなど。多分日本で同じものを食べたらあまりおいしくないんだろうけどこのときはおいしく感じられ、何度もおかわりをした。完全に日本食に飢えていた。

 集合時間まで余裕があるのでショッピングモールの中を見物。うーん、あんまり見るものないでし(爆)時間になったので集合場所に移動。ちょっと遅れてバスが到着。と、マエストロがいない。何でも、子供のためにポケモングッズを買いに行ったそうな(笑)集合時間にいなかったら行ってもいいという伝言だったのでそのまま出発。
5_09.jpg 向かった先は、郊外にあるマルトノーマの滝。バスから見たそれは、そんなに大きくは感じなかった。しかし、近くに行ってみると、結構大きくて迫力があった。近くには当然川が流れているのだが、そこには秋らしくサーモンが遡上していた。滝のそばには写真のように橋が架けられており、そこまで上っていくことが出来た。橋のところまで行くと本当に滝のそばで、水しぶきも飛んできた。滝一つでも結構満喫することが出来た。残念だったのはフィルムが切れたことか。下の売店でも売ってたが3倍くらいの値段だったので買う気をなくした。ホテルに帰った後スーパーに買い出ししたときにフィルムを購入したのはいうまでもない。5_10.jpg

 滝を満喫した後、大きなショッピングモールにつれていってもらった。ひととおり見たが、日本でも買えるものを売ってるお店が大半で、そんなに興味をそそられる店はなかった。いろんな種類のチョコレートやピーナッツなどを売っている店があって、ここでおみやげを買うことにした。しばらく店内を物色していると、おみやげ目当ての札フィルメンバーが増えてきた。荷物がかさばらない程度におみやげを買って、バスにもどった。朝はとても天気が良かったのだが、雨が降り出していた。

 バスの中でぐったりしていると、車が一台近くに停まった。車からでてきたのはなんとハカセ(笑)とりあえず大丈夫そう、というか朝と同じか(爆)おみやげを売ってる場所を教えると急いでバスを降りていった。後で話を聞いたところ、医者の話では、特に異常は見られないようで、精神的なものではないかということである。ほんとかどうかは不明(爆)

 ハカセは幸運なことに(この人はほんとに運がいいのか悪いのかわからない)治療費は無料だったそうな。診察した先生がフルートとコントラバス(だっけ?)をたしなむそうで、薬もサンプルをくれたとのこと。とりあえず一緒に帰ることは出来るらしい。

5_11.jpg 夕方。ホテルに帰る。この日の夜は現地ボランティアの方に中田先生とポートランドプロジェクトのリーダーI氏、きらら、ともともと私の5人がステーキハウスに招待された。ボランティアの方々はみな一様に今回の演奏旅行に関わったことに喜びを感じているようであった。われわれも、ボランティアを始めいろいろな方に助けてもらって今回の演奏旅行を成功させることが出来た。本当にすばらしいことである。

 ステーキであるが、原田さんにそそのかされて(?)400オンス(何グラム?)のステーキを食べた。写真ではわかりにくいと思うが結構大きくて食べごたえ十分であった。アメリカにもうまいものはあるようだ。

5_12.jpg 楽しい時間を過ごしてホテルに帰宅。最後の夜の宴会。他の人たちの夕食にステーキを食べたらしい。病人もたらふく食べたようで(爆)アンジェが食べきれなくて残したのもたいらげたらしい(中性子爆)病人は首周りがかゆそうなのをのぞいてはいつもとたいして変わらないみたい・・・。
 某太鼓叩きがフリーマーケットで買ってきた気持ち悪い人形が気持ち悪くて直視できない。何かを訴えるそのまなざし。この顔でなぜパンダの着ぐるみ???
 そんなこんなで最後の夜もふけていった。明日はついに帰国の途につくのである。
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【1月30日】第16回ファミリーコンサート

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